Saarbruecken Monolog

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とうとう・・・招かざるもの(2)

天気:雨が降ってきた。そして春だと言うのに寒い。

まだ続いてます・・・私の鼻づまり。
ここのところ、日本から持ってきておいた(これは鼻風邪の時用に買っておいたんだけど)サトウ製薬の点鼻薬が手放せません。
これ、本当によく効くのです。プシュって入れたらたちまちに鼻はそれまでのフンガフンガが嘘の様に消え、スースースースーする。
(もしかして、危ないってこと?)
毎晩、寝る前にプシュッをしておかないと、全く寝られない状態。口呼吸は朝起きた時がつらい。

うーん、いつまで様子見ればいいんだろう。
風邪だといいなあ。

今日は実は友人のお家に泊まりで遊びに来ています。
前にも書いたAussie Love家に来ています。
4歳になったばかりのマウスちゃんは大人顔負けのおませちゃんになり、口の立つこと立つこと。ちょっと見ない間にとっても成長していて、子供って見てて本当に面白いな、と思います。
最近、洗礼を受けたピーちゃんも、どんどん活発になっていて、まあ食うわ(離乳食)食うわ、飲むわ飲むわ、はうわはうわ、健康面ではまーったく心配ないことが判明し、あまりにも可愛いから私達も一緒になって遊びに熱中する始末です。

そのピーちゃん達のママがすっかり風邪でダウンしていて、おまけにちょっと熱もある様子。約束したから、断ることもできずに無理させちゃったかな、とちょっと申し訳ない気持ちになったけれど、ひとつ彼女が持っていた優れモノを発見!

そう、それも「*鼻腔洗浄器」!
これを見た時(もちろん彼女は風邪のせいで持ってたんだけど)、「これだ!」と思いました。

風邪をひいたら、薬、医者のほかに自分でできる対策として、マスク、うがいなどが思い浮かぶと思いますが、その神器マスク、うがいの習慣が(全く)ないドイツで、よく行われているのが、鼻の穴を洗うこと。
漁師君は、よく風邪をひくと(私の「うがいをせい!」という忠告には耳を傾けず。「うがいはやったことないからやり方がわからない」などとおほざきになる。)、この鼻洗いをやっています。

で、普通はどうするか、と言うと、コップにぬるま湯とお塩をちょっと入れてよくよく混ぜて(混ざってないとすごく痛い)、一方の鼻の穴からゆーっくり吸い込み、口あるいはもう一つの鼻の穴から吐き出す、というもの。
こうすることによって、バクテリア、ひいては吸い込んだ花粉が洗い流される、という訳。

でも、私は、それこそ鼻洗いなんて「やったことないから要領がつかめなく」て、それにやり方間違えたら頭がツーんとして痛いし、いつもは風邪の時はうがいで対処していました。でも花粉症(もう、風邪ではなさそう・・・あきらめ。)

でも、この鼻腔洗浄器を見た私は「これは花粉症にもいいのでは!」と思った次第なのであります。

明日は月曜日。薬局も開いているので、買いに行こうっと!

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Emser Nasendusche(エムス社の直訳すると、「鼻シャワー」)
は、こういうものです。

http://www.emser.de/seiten/produkte/emser_produkte_index.html

写真の中の一番左上の物体がそれ。
透明の容器のところに塩水を入れて、下からピョコって出ている青い突起の先に穴が空いていて、そこから水がホースの様に出てくる仕組み。ひとつの鼻腔からもう一つへの鼻腔へと水が流れ出るので、自然にバクテリアや花粉も出て行きます。自分で勇気を持って水を吸い込まなくていいのが利点。



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とうとう・・・招かざるもの。

天気:曇りのち晴れ。
なかなか暖かくなってきた!

ん?んんんん?んーん?
フンガ・フンガ・フンガ・・・ガ・ガ・ガ・・・!

さて、皆さんこれは何の音と心得ますでしょうか?
そうです。最初の「ん?」は私の中の頭が?で一杯なことを表し、
次の「フンガ」はそんな中、私の鼻は詰まり続けるか、鼻水でぐしゃぐしゃなことを意味します。

どうかなあ、ここんとこ、ずっと鼻風邪引いてるみたいなんだけどなあ。

でもなあ、おかしいのは、他に全然悪いとこないんだよね。そう、本当に鼻だけ。

やばいです、かなりやばいです。
風邪であることを心から神様にお祈りしているんです。
え?何故かって?

だって、風邪は治るもん。治ったらおしまいだもん。

でも、でも・・・

か、か、花粉症だったら、これから一生?
この何もかもが潤い、花咲き、太陽照るこの美しい時期に?

どうか、明日にでも、いえ、1週間後でもいい、治ってくれますように・・・










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今日から夏!

天気:曇り。結構寒いなあ・・・

今日から明日にかけて、漁師君の大学仲間のお家へ遊びに行きます。
友達パラ君は、漁師君と同い年なんだけどいまだに両親と同居です。
日本だとあまり珍しくもないのかもしれないけれど、ドイツだと男性は大体は兵役を終えてから、あるいは大学に入ってから、あるいは遅くとも就職してからは一人暮らしをするのが普通。のところ、まだかつて兵役で留守にしていた時を除いて、家から出たことのない男性は天然記念物モノなのであります。そんな彼のお家に遊びに行く。
と言うことは、よくありがちな(ドイツでも!と言っては言葉が悪い?)ムサ苦しい乱雑なお部屋、なんかではなく、ドイツ人の主婦が作り出すそれはそれは美しく清潔なお家へと行く訳なのであります。

そこで迎えてくれたのは、パラ君と、とてもその親とは思えないくらい若く見える優しいご両親!
そこで1日過ごしてみて分かったけど、「これじゃ居心地良すぎて、よーっぽどけんかしない限り出たくないわなあ」と思った。
出てくる料理もおいしくてね・・・
何だったかな、ビーフの煮込みと温野菜、手作り(に見える)Spaetzleというヌードルが付け合せに出てきて、デザートにはこれまた手作りのりんごケーキ。その上、隣のおばちゃんが作って持ってきてくれた、というBerliner(ドイツのドーナツ。大概ジャムのフィリングが入っている)まで。

お部屋なんてどこ見てもチリ一つ、ホコリ一つなし。
これがドイツ主婦の腕の見せどころなのか!と、感動しつつも、ふと我が家を思い出して深く反省。
ああ、来週からは、「見なかったフリ」は辞めることにしよ。

そうそう、タイトルの「今日から夏!」ですが、今日土曜日から明日日曜日にかけて(詳しく言うと夜中の2時の時点で)冬時間から待ちに待った夏時間へと変わります。時計を1時間遅らせなければなりません。
たかが1時間、されど1時間。日の入りの時刻が夏と冬じゃおおいに違うヨーロッパでは、大切な時間スイッチなのです。
日本も何回かサマータイム制度を導入しようとしたことがあったみたいだけど、どうなのかね。「明るいうちにお家に帰ってゆっくりと長い夏の夜を楽しもう」というのは、勤勉な日本人には向かないかなあ・・・
やっぱり夏と冬の日照時間の差が激しいところでこそ効果がある様な。















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出会いあって、別れあり・・・・

天気:晴れ。寒いっ!冬の風が身にしみます。
(一気にブログアップしているので、息切れ気味・・・)
昨日のおめでたい人生の門出シーンとは打って変わって今日はとても悲しい、でもまた貴重な経験をいたします。

実はつい一週間前、私達がリスボンから帰ってきたその日に、友達キャットママから一つの、できれば読みたくなかった内容のメールを受け取りました。たった3行程度のそのメールはキャットママの親友、そして私もとても仲良くなりかけていたSuppchenの死を知らせる内容でした。キャットママとSuppchenは10年来の大親友で、私は彼女達とは日本語を通じて知り合い、年齢が近いこともあって時々一緒に食事をしたり映画を見に行ったり、Suppchenのお家でおしゃべりしまくったり楽しい時間を一杯過ごして、とにかく私は「あー、やっとザールブリュッケンでプライベートの時間にも付き合いたい友達ができたなあ」と思っていたところだったので、すぐにはどうしても信じられませんでした。漁師君とそのメールを前にしてしばらく動けなった。キャットママとSuppchenとその前に会ったのが数週間前。キャットママの家で、集まった時でした。その時Suppchenはひどく風邪を引いていて鼻はズルズル、咳も止まらない、もしかしたら熱もあるかもっていう状態でした。でも前から約束していたし、前菜は彼女が作るってことになっていたから何とか出てきてくれたのですよね。前菜とメインを一通り食べ終わった頃、やっぱりもうダメかも、とSuppchenは先に家に帰って行きました。キャットママの家からとっても近いし帰ってすぐに寝る、と言って。
とにかく、その時は風邪をこじらせた、という感じだったし、彼女自身もそう言っていたので何日か寝たら治るだろう、と皆思っていたのですが、キャットママの話だと、その翌日もSuppchenは他の友達の誕生日パーティに前々から誘われていて無理して出たそうな。で、信じられないことに、まだ冬のさなかだったその頃、その友達は何を考えていたのかじぶんちの庭でバーベキューなんてしたそうなのです。しかも夜に。あのねー、ヨーロッパの冬のさなかに外に出て食べようなんて思わんよね、普通。もちろん、Suppchenにとってそれは楽しいパーティどころか地獄の時間なのでした。そのパーティも早々に抜けて帰っていった彼女。まさかこの二日間が原因だった、なんて思いたくないのだけれど、次の日からとうとう入院する羽目になっちゃいました。ちょっとびっくりだったけど、病院、つまり専門家の治療を受ければ治るだろう、と思っていたその風邪、どうやら風邪ではすまなかったらしく、退院はいつだろうって皆気をもんで、回復を真剣に祈っていたのも届かず、最終的には2ヶ月近く入院のあと(その間、家族以外の面会厳禁でした)内臓に菌が移って炎症を起こし、帰らぬ人となってしまいました。
葬儀ミサは14:00〜墓地の敷地内の教会で厳かに行われ、その後、棺とともに埋葬されるところまで参列者皆で行列して行きました。墓地に着いたら神父さんがお別れのお祈りをし、参列者一人一人がお墓にお花を添えて、ご家族に挨拶をして・・・。
まだ40代前半の若さで亡くなってしまって、ご主人、そして特に娘を亡くしたご両親の悲しみぶりは見ていられないほど。
とっても思いやりがあって、何事にも真剣に取り組んで、約束は必ず守って・・・とにかく人から愛され、厚い信頼を受けていたのでしょう、お葬式にはとてもたくさんの人が来ていました。彼女のそんな一面を改めて思い知った式でした。本当に残念!これからもっともっと仲良くなりたかったのに!

Suppchenが取り持ってくれた仲、と今になったら言えるのかな。
キャットママとはそれからもしょっちゅう会う様になっています。ドイツ人でしみじみとお話ができる友達が出来て良かった。Suppchenに感謝!



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よっ!男前!決めるときは決めるぞ、ピーちゃん!

天気:雪積もってる!真っ白!
昨日の夕方から私達が家族ぐるみで仲良くしている友人ファミリーAussie Love家の住むSchwarzwald(Black Forest)地方に来ておりやす。
今日はそのファミリーの2人目の赤ちゃんが洗礼を受ける日。その男の子ピーちゃんはつい二日前に1歳になったばかり。マドロス隊みたいなクールなセーラーカラーのベビー服でおめかしして登場です。キリスト教ではない私にはまだよくわからないのだけれど、カトリックとして生まれ育つと、人生のうち何回か大切な儀式を行う様で、洗礼はそのうちの一つ。大体産まれてから1歳になるくらいまでに済ませるものらしく、そこには家族、親戚、親しい友人、そしてゴッドマザー・ファザーとその家族なども招待されます。なので親は大変!前の日から来るお客のために食事を用意したり、もちろん前々から教会と日取りを決めたり、赤ちゃんの体調に特に気を遣ったり、洗礼式が無事に終わってもその後の昼食にも皆を招待したり・・・終わったあとはぐったりです。
で、何故私達が呼ばれたか、というと、ピーちゃんのお父さんが漁師君の昔からの友人であり、漁師君がピーちゃんのお姉さんで今年4歳になるマウスちゃんのゴッドファザーであるからなのです。また、ピーちゃんママと私は同い年で妙に分かり合えたりする、というのもあり、色んなところでつながっているからなのです。

そのピーちゃんの洗礼式、私にとっては特別、滅多に経験できないイベントなのでありました。洗礼ってよく聞くけど間近で見るのは初めてだもんね。
(ちなみに、漁師君は確か産まれて8週間で洗礼したって言ってたかな)
神父さんのお説教や歌のあと、教会の前の方にある神水桶(とでも言うの?金属製の桶の中に、きっと尊いのであろう水が入っている)の周りに皆集まって、親に抱かれたピーちゃんのおでこの所に、水差しから神水を注いで神父さんが何やらお祈りをして終了。
洗礼を受けた赤ちゃんは、これからの人生にともし火が点り続けますように(という意味だと勝手に想像。誰か、間違ってたら即教えて下さい!)、という願いが込められ背の高いろうそくが贈られます。

この洗礼式、私達には実は特別な思いがあります。
ただでさえ、普通の赤ちゃんの健康、信仰、救い、これからの幸福な人生を祝う門出としてとてもおめでたい雰囲気につつまれる式であるのだけれど、このピーちゃんの場合はちょっと違うのです。ピーちゃんは実は軽い障害があって、それだけに、産まれてからのこの1年、信じられないくらいに健康に育ち、この日を無事に迎えられたことに皆が純粋な感動を受けました。ピーちゃんパパ・ママの苦労、心労、そしてもちろん障害があると知ったときのショックは私達の想像を超えるものでした。今だって、これからのピーちゃんの人生やもしかしたらお姉ちゃんマウスが受けるであろう(そうでないことを祈るばかり)言われのないいじめを考えると、彼らには夜も眠れない日が続いています。
でも、この1年を振り返ると、パパやママだってものすごく成長しているんです。二人の絆、家族の絆は益々深まっているし、今までは仕事第一・キャリア第一だったパパも「一番大切なものは家族」という姿勢に自然に切り替わっているし、切り替われる様に努力しているし、何と言ったって、お姉ちゃんマウスがピーちゃんを愛し可愛がる様子を見ていたら、こんな美しい家族ってあるんだ、とすら思えるくらいです。つまり、ピーちゃんは家族や周りに大きなものを与えているのですよね。ピーちゃんから学ぶべきことってものすごくいっぱいあるのです。大丈夫、きっとこの家族はこれからのどんな困難や矛盾も乗り越えていけるはず、と確信した瞬間でした。

とーっても可愛い男の子でね、ずっと抱いていても(あまりにも健康過ぎて少々重たいが)見ていても飽きないし、なんかすごく静かな平和な気持ちになる。もちろん、私達はたまにしか会わないし、会ったって数時間一緒にいるだけだし、子供もまだいないから子育て自体の想像を絶する大変さは実感できないけれど、それでも子供の持つ偉大さ、すごさを垣間見ることができる気がします。偏見かも知れないけれど、障害を持っているからこそ余計にそうなのかな。

とにかく、涙涙の一日なのでした。感動をありがとう!
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